冬至は、1年で昼が最も短い日。この日を境に昼が少しずつ長くなることから「一陽来復（いちようらいふく）」といい、春の到来や凶事が去って吉事がもどる、上昇運に転じる日とされています。また、「冬至冬中冬はじめ」と云い、本当の冬の厳しさはここから、ゆずを浮かべた風呂（ゆず湯）に入ると、風邪をひかず元気に冬を越せるという習わしが生まれました。
冬至にかぼちゃ（南瓜（なんきん））を食べるのは名前に「ん」のつくものを食べ、「運盛り」に由来しているようです。野菜が少ない冬に、保存のきくかぼちゃを食べて栄養を取り、地域によっては、れんこん、みかん、こんにゃくなどを食べるそうです。
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