立山かんじきは、立山登山口の芦峅寺でつくられ、昔から冬の生活必需品として愛用されてきました。独特の作法で爪を組み込み、横滑りを止め、冬山の斜面や深雪・硬い雪など、容易に雪上歩行ができます。厳しい風雪に耐えて育った材料で作られており、素朴で風情ある飾り物としても喜ばれています。
【素 材】*本体:地元産クロモジ、ジュシャ、マンサク *ツメ:ナラ材(粘りがあり、割れにくい) *縄:マニラ麻(使用後、乾燥するとゆるみますが、水分を含むとパンと張り、ゆるみは無くなります)
【手入方法】:専用油(アマニ油)を塗ると長持ちします。・カビ防止・雪がつきにくくなる・材料が強くなる